上顎オールオン4と
下顎インプラント埋入
〜患者様のお悩みと当院の提案〜
前歯の疼痛と全体的な口内環境に悩み、20年ぶりに歯科に来院されました。インプラントや入れ歯など様々な治療法について説明し、患者様の希望にて上顎はAllon4、下顎は欠損部位にインプラントを埋入しました。
全体的に歯周病も進行しており、インプラントの手術前に歯周病治療、セルフケアの確立を行いました。
初診時
初診時の口腔内写真
歯周病が進行して
おり、歯茎の状態も
悪い。
治療経過
治療経過(セカンドプロビショナル)
上顎のインプラントは、治療途中の仮歯装着段階であっても問題なく過ごせるよう、審美・機能ともに完成に近い仕上がりです。ディープバイトを考慮して細かく咬合調整をしています。
患者様は、審美的な面が改善され、表情が見違えたように明るくなりました。最初は違和感があったようですが、徐々に慣れて食事を楽しんでいました。
完成後
完成後の口腔内写真
インプラント埋入と合わせて、右下臼歯の補綴治療を行ったことで、理想的な噛み合わせを作ることが出来ました。歯周病治療をきっかけにセルフケアのスキルが向上し、歯肉の状態もとても改善されました。
患者様にも、「食事や会話が以前よりずっと楽しくなった!」と嬉しい言葉を頂きました。
治療前後の比較
審美や機能はもちろんですが、患者様も口内環境に対して意識が上がり、歯茎がとても健康になったのが判ります。
主訴 | 歯牙喪失による咀嚼障害、予後不良 |
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治療期間 | 6ヵ月 |
治療費 | 564万円(Allon4は義歯タイプを使用) |
リスク | インプラント歯周炎の予防のため、定期的なメンテナンスが必要。 |