上顎のオールオン4と
下顎デンチャーの再製
〜患者様のお悩みと当院の提案〜
左下5番に自発痛があり、薬を飲んでも効かなかったため来院されました。他院にて入れ歯を作製以降、通院はなく、歯科医院の来院は3年ぶり。
入れ歯は合わないため使用しておらず、柔らかいものしか食べることが出来ないとのことでした。
インプラントや入れ歯など様々な治療法について説明し、患者さんの希望にて上顎はオールオン4を行い、下顎は義歯再製を行いました。
初診時の口腔内写真
口腔内写真とレントゲン写真
左下5番は失活歯、根尖性歯周炎にて抜歯
治療経過(仮歯)
治療経過(仮歯)
上顎のインプラントは、治療途中の仮歯装着段階であっても問題なく過ごせるよう、審美性は完成に近い仕上がりです。本当の自分の歯のようだと大変ご満足いただけました。
完成後
完成後の口腔内写真
インプラント埋入と合わせて、下顎の治療を行ったことで、噛み合わせがしっかり調整できただけでなく、治療期間も短縮することが出来ました。患者様にも、「見た目はもちろん、食事が楽しくなった!」と嬉しい言葉を頂きました。
治療前後の比較
主訴 | 歯牙喪失による咀嚼障害、義歯不適合 |
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治療期間 | 8ヶ月 |
治療費 | 344万円(Allon4は義歯タイプを使用) |
リスク | メンテナンスに定期的に通わなければ、インプラント周囲炎になる可能性がある。上部構造が義歯タイプのため、プラークコントロールの徹底が必要。 |